ベタさが逆にいいホリデームービー Netflixオリジナル「クリスマス・プリンス」あらすじ&感想

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こんにちは、ぶたこです。

12月に入って、街もますますクリスマスムードが高まってきていますね。

今回はクリスマスに先駆けて一足早くNetflixに届いた、ホリデーシーズンにぴったりのラブコメ映画「クリスマス・プリンス(原題:The Christmas Prince)」を紹介したいと思います!

 

まずは簡単なあらすじから。

主人公の女性・アンバーは、一人前のジャーナリストを夢見る新人記者。ある日上司から、アルドヴィアという国の王室を取材しに行くという大仕事を任されます。

アルドヴィアでは1年前に国王が亡くなり、王位継承者のリチャード王子はプレイボーイとうわさされ、たびたび行方をくらましています。

 

これがきっかけに自分のキャリアが開けるかも・・・と思ったアンバーは、意気揚々とアルドヴィアに向かいます。

最初特ダネをつかむことだけを目的としていたアンバーは、そこで王子の本当の姿、国王を失くした王室の人々の葛藤、そして王子に隠された重大な秘密に迫っていくことになるのです。

 

・・・

 

ストーリーはぶっちゃけものすごくベタで、先の展開が予想できてしまう部分も多いです。

けれど「ベタなラブコメ大好き!」という方は、必ず気に入る作品だと思います!

プリンスと恋に落ちるラブストーリーと書くとディズニー映画みたいですが、主人公がジャーナリストを目指す自立したキャリアウーマンというところはやはり現代的ですね。

 

アンバーが、うわさされているプレイボーイとは違い、繊細で優しい一面もある王子と徐々に距離を縮めていく様子にはきゅんとします。

また王を失くした王室の人々の悲しみや葛藤に触れたり、ある問題を抱えるエミリー王女と心を通わせたりする様子にも心が温まります。

そして終盤では王子に関するある重大な秘密も明らかにされ、大きな騒動が起こるのですが、主人公が機転を利かせてそれをどう解決するかは大きな見所。

王位継承順位2位でリチャード王子を出し抜こうとするサイモンや、リチャードの元カノでクイーンの座を狙うレディ・ソフィアなど、悪役も王室ドラマにはよくいる典型的な感じですがなかなか面白いです。

 

そしてもう一つ注目したいのが、アルドヴィア王国の美しい風景の映像

この映画はルーマニアで撮影されたそうで、本作に登場するお城はペレシュ城という実在のお城。

写真は見たことがあったのですが、ライトアップされたシーンや、一面の雪景色が周りに広がっているいる様子などは、本当にきれいで感動!いつか実際に訪れてみたくなりました。

 

次にキャストですが、熱意あふれる新人記者・アンバーを演じているのは、ニュージーランド出身の女優・Rose McIver(ローズ・マクアイヴァー)さん。

私はこの映画で初めて見たのですが、いくつかメジャーなドラマに出演されているみたい。

「ワンス・アポン・ア・タイム」ではティンカー・ベル役、そして現在はCWドラマ「iゾンビ」で主役を演じています。

特にこの「iゾンビ」では、脳を食べることによって死者の記憶をたどり事件を解決するゾンビ女子大生(!)という、なかなか強烈な役を演じられているみたいです。

Netflixでちらっと見かけたことがあったのですが、同じ女優さんだったとは気が付きませんでした。グロすぎなかったら見てみようかなあ・・・。

 

リチャード王子役を演じているのは、イギリス出身の俳優・Ben Lamb(ベン・ラム)さん。

女たらしといううわさとは裏腹に、優しさや責任感を秘めているプリンス役にぴったりでした。

調べてみると、「グランド・イリュージョン 見破られたトリック」や「ダイバージェント」などに脇役で出演されていたみたい。今度見たときに探してみようっと。

 

エミリー王女を演じているのは、イギリス出身の子役・Honor Kneafseyさん。

最初は生意気な女の子に見えるのですが、自身のハンディキャップや周囲の大人からの扱いに苦しんでいる一面もあって、それをうまく表現した演技が印象に残りました。

また彼女とアンバーが徐々に心を通わせていく様子には、心が温まりました。

 

全体としては少々ベタな展開もありますが、それを楽しめる方・むしろ好きという方にはおすすめの映画です。

またクリスマスらしいロマンチックなコメディが見たいというときに、家族や友人、恋人と気軽に楽しめる作品だと思います!

 

※追記 まさかの続編が決定したそうです!リリースは2018年のホリデーシーズン。

 

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2018年5月8日



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