こんにちは。
今回紹介するのは、俳優のEd Harris(エド・ハリス)さんからのファンレターの返信です!
エド・ハリスさんを初めて知ったきっかけが、「ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記(原題:National Treasure: The Book of Secrets)」です。
冒険家の主人公が活躍する「ナショナル・トレジャー」シリーズの2作目。
大統領暗殺共謀という汚名を先祖に着せられた主人公が、一族の名誉をかけて無実を証明するため、暗殺者ジョン・ウィルクス・ブースの日記の真実に迫っていくというストーリーです。
エド・ハリスさんは、ニコラス・ケイジ演じる主人公・ベンの敵役となるウィルキンソンを演じています。
トレジャーハンターの彼は、冷酷で目標を達成するには手段を選ばない人物でしたが、エンディングでの彼の行動にはあっと驚くはず。
共感はできませんが、一族の名誉を重んじていたのは主人公と同じだったのかもしれません。
アクションあり、ロマンスありの、本当にザ・ハリウッドなエンターテイメント超大作で、大人も子供も楽しめる作品!
謎解きや冒険もスリリングだし、シリアスすぎず笑える部分もたくさんあって、本当にお気に入りの映画です。
またアメリカやヨーロッパの名所がたくさん登場するので、謎解きする主人公たちと一緒に世界中を飛び回っているかのような気分になれるのも楽しい!
2作目の公開から10年経ちますが、3作目に関するうわさはちらほらあり、製作される希望はまだありそうですね。
2作目で触れられた、大統領の秘密の本の47ページについてのストーリーじゃないかなんてうわさもありましたが・・・。
もう一つ見たことのあるエド・ハリスさん出演作が「トゥルーマン・ショー(原題:The Truman Show)」。
主人公のトゥルーマンは、自分がリアリティーショーの主人公として24時間世界中に放映され、自分の妻も親友も両親も役者だということを知りません。
そんなトゥルーマンが、自分を取り巻く周囲の異変に気づき始めたことから起こる、奇妙な冒険が描かれています。
トゥルーマンが島から抜け出そうとして、ことごとく邪魔されるのには思わずくすっと笑ってしまいました。
一方で、自分はいったい何者なんだろうと葛藤し、最後に大きな決断を下す彼の姿には、胸にこみ上げてくるものがありました。
テレビに食いつく視聴者をある意味皮肉っているのですが、そんな自分もこの映画を食い入るように見てしまいました。
エド・ハリスさんはこの「トゥルーマン・ショー」を考え出した、敏腕プロデューサー・クリストフを演じています。
このリアリティー番組を自分の芸術作品のように考えていて、トゥルーマンが島のセットから抜け出すのを阻止するためには手段を選ばない、かすかに狂気を感じさせるような演技がすごかったです。
一方でトゥルーマンを自分の息子のようにも思っていて、ゆがんだ愛情ではあるものの、完全な悪役とはいえない微妙な感じが心に残りました。
ポートレートはスタジオファンメールから返信されてきました。
エド・ハリスさんの渋い表情と可愛いベルマークのギャップがすごい(笑)
読んでいただいてありがとうございました!