こんにちは。
今回は、最近アメリカのティーンの間で話題沸騰中のドラマ「リバーデイル」について紹介したいと思います!
舞台は架空の小さな町・リバーデイル。裕福なブロッサム家の双子の兄であるジェイソン・ブロッサム失踪の謎に迫りながら、リバーデイル高校の生徒たちの恋愛、友情、家族関係なども追っていくアメリカのティーンミステリードラマです。
「アーチー・コミックス」という、ティーンエイジャーたちを主役にした漫画がもとになっているそう。
アメリカではCWで放送されていますが、日本でもNetflixで見ることができます!
このドラマを見始めたきっかけは、この「リバーデイル」と、同じくNetflixで見られる「13の理由」が、今アメリカのティーンの間で大人気の2大ドラマだと聞いてずっと気になっていたからです。
目次
▶美男美女揃いで個性豊かなキャラクター
▶小さな町で起こったティーンの失踪事件
▶「スイート・ライフ」ファンにはなつかしいあの人が・・・
▶シーズン1で明らかになった謎
▶シーズン2に向けて気になること
▶まとめ
美男美女揃いで個性豊かなキャラクター
まずこのドラマの最大の魅力はリバーデイル高校2年の個性豊かなティーンたちです!
ハンサムで赤毛がトレードマークの主人公アーチーは、アメフト選手で学校の人気者ですが、父親やコーチの意に反して実は音楽の道に進みたいと思っています。
7月4日の朝にジェイソンが失踪した川の近くで、学校の音楽の先生であるグランディ先生との密会中に銃声を聞きますが、それを言い出せないことに葛藤します。
ブロンドの女の子ベティは心優しく賢い女の子で、幼なじみのアーチーにずっと片思いをしています。
彼女の姉で現在施設に入れられているポリーは、失踪したジェイソンと過去に付き合っており、これが事件の真相に大きく関わってきます。
黒髪の勝気な美少女ヴェロニカは、父親の逮捕がきっかけで新しい生活を始めるため、ニューヨークから母親と一緒にリバーデイルに引っ越してきた女の子です。
アーチーやベティたちとすぐに仲良くなりますが、横領事件で逮捕された父親やリバーデイルに昔住んでいた母親が、思わぬ形でブロッサム家に関わっていることを知ることになります。
ニット帽がトレードマークのジャグヘッドは、学校で誰ともつるまない少し影のある男の子ですが、7月4日に約束をすっぽかされる前まではアーチーと親しい友達でした。
父親は地元のギャングである「南部のヘビ」のリーダーで、彼もまたジェイソンの事件に巻き込まれていくことになります。
他にもジェイソンの双子の妹で高飛車だけどどこか憎めないシェリル、リバーデイルの保安官の息子でベティたちと仲良しのゲイのケビン、などなど個性豊かな登場人物たちが見せる人間模様から目が離せません!
小さな町で起こったティーンの失踪事件
さらに引き込まれるのは、シーズン1の軸となるジェイソン・ブロッサム失踪のミステリー。
彼が7月4日に川で姿を消し、双子の妹であるシェリルだけが川の岩場で発見された事件の謎です。
謎に包まれた事件を軸に、ティーンの人間模様を追っていくというのは、なんとなく「プリティ・リトル・ライアーズ」に似ているなあと思いました。
なかなか事件の黒幕を明かさずに何シーズンも続けていくドラマも多いのですが、このドラマではシーズン1の終盤で誰がジェイソン・ブロッサムを殺したのか?という謎がしっかり明かされます。
※以下ネタばれを含んでいるので、未見の方はご注意ください。
「スイート・ライフ」ファンにはなつかしいあの人が・・・
まずこのドラマを初めて見たときに思ったのが、「スイート・ライフ」のコーディーがいる!でした(笑)金髪の男の子の印象が強かったからちょっとびっくり。
ディズニーチャンネルのスターってディズニー時代のイメージが強くて、違う役を演じてもなんとなく同じに見えがち。
ただこの作品のコール・スプラウスさんは、最初こそ「あっ、コーディーだ!」ってなったんですが、すぐにこのダークヘアでちょっと影のある少年ジャグヘッド役にしっくりきていました。
ベティはアーチーを一途に想っていて、最初はこの2人がくっつくのかなあと思っていました。
けれど見ているうちにやっぱりベティ×ジャグヘッドのカップルが初々しくてかわいくなってきて、今ではドラマで一番好きなカップル!
アーチーはかっこいいんだけど、グランディ先生、ヴェロニカ、ヴァル、ベティ(?)とたった1シーズンで女の子にふらふらしすぎ!
でも結局アーチーはやっぱりヴェロニカとしっくりくる気がします。
シーズン1で明らかになった謎
さてシーズン1で明らかになった謎は、
●ジェイソンは川での溺死を装い、ブロッサム家から逃げようとしていた
ベティの姉ポリーはジェイソンの子供を妊娠していましたが、ブロッサム家からもクーパー家からも反対を受けて、こっそりと二人で逃げる計画を立てていたのです。
●クーパー家はもともとブロッサム家の一員だった
ベティやポリーの曽祖父はジェイソンやシェリルの曽祖父に殺されたということで、両家には確執がありました。
しかしそれだけでなく実はこの2人は兄弟で、ベティやポリーのクーパー家は縁を切って名字を変える前、もともとブロッサム家の一員だったのです。
つまりジェイソンとポリーには血縁関係があり、これがブロッサム家がポリーの子どもを認めようとしない、またハル(ベティ&ポリーの父)がポリーに中絶を迫った理由だったのです。
●ジェイソンを殺したのは父親のクリフォードだった
最終話直前ではFP(ジャグヘッドの父)が逮捕されますが、ジェイソンのジャケットのポケットに入っていたUSBの映像から引き金を引いたのはクリフォードで、FP(ジャグヘッドのお父さん)は脅されて殺人の後始末をしただけだったということが明らかになります。
ジェイソンは父親が家業のメープルシロップ業の裏で、麻薬の取引をしていたことを知ってしまったのです。
シーズン2に向けて気になること
このようにジェイソンの事件も一旦は解決し、ベティとジャグヘッド、アーチーとヴェロニカがそれぞれ両思いになり、一旦はめでたしめでたしと思われたのですが・・・。
リバーデイルにはまだ明らかにされていない謎が残されており、シーズン2に向けての衝撃のクリフハンガーも最後の最後にありました。
シーズン2に向けて気になるのは・・・、
●フレッド(アーチーの父)を撃った覆面の男は誰か?フレッドは助かるのか?
フレッドはアーチーとポップのチョコレート店で会いますが、アーチーが席を離れている間に、なんとフレッドが強盗に銃で撃たれてしまうのです。
さすがアメリカのドラマ、最後の最後にとんでもないクリフハンガーをいれてきたなあと。
どうやらフレッドはアーチーに何か重要なことを話すつもりだったようで、それが何だったのかも気になります。
●ベティの兄はもうすでに登場しているのか?それともこれから登場するのか?
ベティは母親が、高校生の時に産んだ男の子を養子に出したことを知ります。
この人物が今後のシーズンで物語に大きく関わってくる気がするのは私だけでしょうか。
●クリフォード(ジェイソン&シェリルの父)は本当に自殺なのか?
USBの映像によって真実が明らかにされたあと、クリフォードは首を吊った状態で発見されます。
しかしあれは本当に自殺なのか、それとも誰かが自殺に見えるように殺したのか。
なんだかクリフォードの上にさらなる黒幕がいるような気もします。
●ジャグヘッドは「南部のヘビ」に加わるのか?
FPが刑務所で仲間を裏切らず口を割らなかったことから、南部のヘビはジャグヘッドの面倒を見るといいます。
ジャグヘッドはトレードマークのヘビのジャケットを羽織りますが、ベティはそれをちょっと心配そうに見ています。
もしジャグヘッドが南部のヘビに加わるとしたら、2人は南北の争いで引き裂かれてしまうのかな・・・。
個人的にはベティ×ジャグヘッドのカップルを応援しているので、どうにか続いてほしいなあ。
●グランディ先生は本当に町を去ったのか?
彼女が名前を変えてリバーデイルにやってきた理由は明かされましたが、あれだけドラマの前半でアーチーとの禁じられた恋愛を引っ張っておいて、本当にこれで終わりなのかと少し疑問に思いました。
ひょっとするとまたリバーデイルに戻ってきて、アーチーとヴェロニカの関係に一波乱起こしてくれるかも。
●どうしてシェリルは彼女の家を燃やしたのか?ブロッサム家のおばあちゃんは助かったのか?
シェリルはジェイソンを殺した父親や呪われたブロッサム家に嫌気がさしたのか、それとももっと深い理由があるのか、ブロッサム家の大豪邸を焼き払おうとします。
シェリルと泣き叫ぶお母さんが燃え上がる豪邸の外に立つシーンで、車いすのおばあちゃんの姿がなかったのも気になります。
まとめ
評判通りの面白さで、久々に夢中になってしまった海外ドラマ。
ジェイソンの事件の謎と、ベティたちクーパー家の関わりが徐々に明らかにされていく過程が、本当にスリリングで引き込まれてしまいました!
またリバーデイル高校の生徒たちの恋愛模様、また彼らの親たちが繰り広げる駆け引きなど、スキャンダラスな人間関係からも目が離せませんでした。
早くもシーズン2が待ちきれません!
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↓シーズン2のあらすじ&感想が気になる方は、こちらもあわせてどうぞ。
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アーチーやヴェロニカたちが劇中で歌う曲が多数収録されていておすすめです!
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