Netflixドラマ「YOU―君がすべて―」シーズン1のあらすじ&感想

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こんにちは、ぶたこです!

2019年に入って見始めたNetflixオリジナルドラマ「YOU―君がすべて―」

キャロライン・ケップによる2014年の同名小説を原作としたサイコスリラーです。

絶対後味が悪そう・・・!と思いつつ、「ゴシップガール」や「PLL」のスターが出演しているということで気になって、一見してしまいました!

目次

 ▶あらすじ
 ▶全体的な感想
 ▶注目のキャスト
 ▶シーズン2について

あらすじ

主人公のジョーは、ニューヨークにある本屋で働く青年。

ある日ふらりと店を訪れた作家志望の女子学生・ベックに一目ぼれします。

ベックに近づくためなら何でもする・・・と、SNSストーカーから始まった行動はどんどんとエスカレート。

ジョーはベックに対する異常なほどの執着心を見せていくことになります。

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※以下ネタばれを含んでいるので、未見の方はご注意ください。

 

全体的な感想

主人公・ジョーの視点で物語が進行していくので、まるでストーカーの頭の中をのぞいているような気分でハラハラしながら見ることができました。

私たち普通の人(?)には理解できないような思考で淡々と語る様子は時に気味が悪く。

でもものすごい勘違いっぷりや思い込みには、ちょっと不謹慎だけど思わず吹き出してしまいました。

「ベック大変、君にはストーカーがいる!」とか、いや自分でしょ!と(笑)

 

ジョーは、冷静で鋭い人間観察力、邪魔者は殺すのもいとわない残酷さ、けど過去の自分を重ねる少年には優しいし外面はチャーミング・・・とサイコパスっぽさ満点。

でもベックへの想いを延々と聞かされていると、自分の行動を正当化するジョーのねじれた論理にも一理あるかも・・・と時に思いそうになってしまうから恐ろしい。

愛と執着の線引きってどこなんだろう・・・と時々分からなくなりそうな不思議な気分にさせられました。

 

特に最後の数話はスリリングで、もう目が離せませんでした!

ベックを夢だったベストセラー作家にし、セラピストを殺人犯に仕立て、自分はちゃんとアリバイがある・・・とジョーの完全犯罪がうまく成立したようなエンディング。

きれいにまとまったなあと思っていたら、シーズン2への期待が膨らむ意外な展開があったのもびっくりでした。

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注目のキャスト

主人公の青年・ジョーを演じるのは、ドラマ「ゴシップガール」でおなじみのペン・バッジリーさん。

なんとなく爽やかなイメージがあったのですが、本作では異常な執着心を持つストーカー男役を怪演しています。

もう本物のストーカーにしか見えないすごい演技でした・・・!

残酷なこともたくさんするし、好感の持てるキャラクターではないですが、どこか強く引きつけられる完璧さのあるキャラクターでした。

 

作家志望の大学院生で、ジョーに執着されてしまう女性・ベック役は、エリザベス・ライルさん。

ドラマ「ワンス・アポン・ア・タイム」のアナ女王役で最も知られているそう。

私は初めて見た女優さんだったので、あまり先入観なく見られたのが良かったです(ホラーやスリラーはそっちのほうがリアルに感じますよね)

ベックは危機感なさすぎだし、セラピストとの浮気とかもあったけど、死ぬまで追いかけまわされる様子はやっぱりかわいそう。

ジョーの本性に気付いた後は「早く逃げてー!」と叫びそうになりました。

あととりあえずカーテンをつけてあげたくなった(笑)

 

そしてベックのセレブな女友達・ピーチ役には、こちらも「プリティ・リトル・ライアーズ」でおなじみのシェイ・ミッチェルさん。

前半はちょっと影が薄かった気もしますが、ジョーの怪しさにいち早く勘づいたり、同じくベックへの執着心をもっていることが明かされていくあたりから、存在感があった!

ジョーとピーチのストーカー同士の対決(?)をもっと見られたら面白そうだったのに、意外と早く消されてしまって残念だったキャラクター。

それにしても2度聞きしてしまいそうな名前ですね(笑)

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シーズン2について

シーズン1のエンディングでは、ジョーの元カノ・キャンディスは生きてる?!という驚きの展開で幕を閉じました。

今回はジョーの妄想ではなく、本当に生きているみたいだし気になりますね。

しかもネットを見ていると、ベックは実は死んでいない説なんかも人気みたいで、どうなんでしょう。

 

うれしいことに、すでにシーズン2への更新は決定しているそう。

シーズン1の原作となった小説「YOU」の続編である「Hidden Bodies」に基づいて、シーズン2は製作されるのだとか!

シーズン2についての情報がいくつかあったので、まとめてみます。

 

●シーズン2の舞台はロサンゼルス?

シーズン1の舞台はニューヨークでしたが、シーズン2の舞台はロサンゼルスに移されるのだそう。

ただジョーはロサンゼルスに来たくて来るわけじゃない・・・のだそうで、その理由はシーズン2第1話で明かされるのだとか。

シーズン1とはまた違った風景を楽しめそうですね。

 

●ジョーの過去にもフォーカス?

シーズン2では、ジョーの幼少期やムーニー書店長との過去をもっと描いていくのだそう。

シーズン1では、地下に閉じ込められるなどひどい扱いを受けていた描写がありましたが、確かにまだまだ謎の多い2人の関係。

どうしてジョーはこんな執着心の強い人物になってしまったの?ともっと深く知ることができるのかもしれません。

 

他にも、キャンディスの兄には本当は何かあったんじゃないか?ベックはそもそも本当に殺されてしまったの?など、気になるポイントはたくさん。

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出演者の方が気になって見始めたドラマでしたが、はらはらするストーリーや不気味で複雑なキャラクターにどっぷり魅了されてしまった作品でした。

シーズン2のリリースが待ちきれません!

 

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【2021年最新】Netflixのおすすめ海外ドラマまとめ

2019年1月6日

 

↑シーズン1の原作となった、キャロライン・ケップによる小説「YOU」。

 

↑シーズン2の原作となる、続編の小説「Hidden Bodies」。

「シーズン2が待ちきれない!」という方は、読んでみるのもありかも?



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